源流旅人の山日記

手帳への記録が面倒になり、写真も合わせて記録できるブログ日記に変更

2016年4月29日-5月1日 穂高・ジャンダルム飛騨尾根(撤退)

 今年のGWは穂高のジャンダルム飛騨尾根を目指しましたが、運悪く流れ込んだ寒気のため、取り付きもしないで撤退しました。
 初日はのんびりと7:00に荻窪を出発し、11:20頃に沢渡に到着。そのままバスに乗り込んで上高地へ。大勢の観光客を横目に見ながら、岳沢への登山道へ。6番標識のところで一度休んで岳沢小屋へ。寡雪の今年は、小屋の直前しか雪の上を歩きません。
もうすぐ小屋
 テント場の整備ができていないということで、幕営料はなく、トイレ使用料として500円だけ払いました。テント場には鯉のぼりがたなびき、いかにもGWの穂高。
GWだな
 食事をする頃には雪が降ってきた。小屋に貼ってある天気予報では、穂高山頂は-10°らしい。夜中はさらに冷え込んで、テント内の水が少し氷っていました。
 本番の二日目は3時前に起床で、ヘッドランプを点けて4時過ぎに出発。コルを目指して、ところどころにデブリが転がる天狗沢をつめて行く。
天狗沢をつめる
 次第に明るくなってきて、乗鞍にも陽が当たり始めてきた。
乗鞍に日が
 喘ぎながら雪面を登り、約2.5hで天狗のコルに到着。飛騨側の展望が開け、目の前に笠ヶ岳が出現。と同時にものすごい風に襲われる。
笠ヶ岳
 後からくる田中さんを待つ間、風を避けて岩陰に退避。それでも体が冷えてくる。7時前に畳岩方面に登り始めるが、寒気と強風で指が凍傷気味になってきたため、協議の結果撤退することに決定。
天狗のコル
 何枚か写真を撮ってから7:20に下山開始。こんなことなら前穂か西穂にしておけばよかった。
明神から前穂
 天狗沢の下りは汗ばむくらい。上を見ると快晴の青空。でも、奥穂の上は雲が速い速度で流れている。
快晴なのに
 さすがに下りは早く9時過ぎにはテントに帰着。おとなりの名古屋から来ているおじいさんとおしゃべりをしながら撤収し、10時に下山開始。振り返ると奥穂には雲が湧いている。
雲湧く奥穂
 12時前に河童橋に着いたので、十分帰れる時間ですが、折角なので毎度ながらの小梨平でもう一泊することに。夕方から雨が降り始め、最終日も雨の中をバスターミナルへ。5:30のバスに乗り損ね、仕方なくタクシーで沢渡へ。こちらは晴れています。
 それにしても、撤退の決断は正解でした。あのまま突入していたら凍傷にやられ、下手すると遭難です。実際、コブ岩尾根に行ったパーティは、稜線に上がったもののホワイトアウトでビバークしたらしい。

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