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源流旅人の山日記

手帳への記録が面倒になり、写真も合わせて記録できるブログ日記に変更

2019年台湾遠征(5日目)雪山登頂

 本日は雪山への長距離ピストン。2,510mのシチカ山荘から3,886mの雪山へ、高低差約1,400mの山行です。ヘッドランプを点けて3:20に出発。この時点では雨は降っていませんでしたが、九十九折れの途中から降ったりやんだり。ガイドさんが持っているのを見て、傘を持ったのが正解でした。
3時に出発
 2時間ほどで観景台へ。ヘッドランプを片付け、さらに一登りして雪山東峰に近づくと、右奥に三六九山荘が見えてきた。
三六九山荘が見えた
 5:50に東峰に到着。2.5hなので非常にいいペース。残念ながら雲に隠れて主峰は見えません。
まずは東峰へ
 ヘリポートを過ぎ、登山道は尾根の北側を巻いて進みます。途中で何組も高校生のグループを追い抜きました。
高校生を追い抜き
 順調に進んで比較的早く三六九山荘が近づいてきました。
もうすぐ小屋
 標高3,200mの小屋には6:45に到着。東峰から約1時間でした。
三六九山荘到着
 ここで用意のサンドイッチ(マヨネーズがない!)をいただき、7:30に頂上を目指して出発です。150mほど九十九折れの道を登って樹林帯の道を進みます。
樹林帯を進み
 黒森林山屋跡地で休憩し、カールの底まで上がったのは9:10。
カールの底へ
 晴れていればこのような景観のようなのですが。
晴れていたら
 我々のペースに着いて来れない李ツアーガイドをここに残して、降ったり止んだりの天気の中を最後の300mの登りへ。先ずは稜線に上がり、尾根の右に沿って進みます。後わずかのはずなのですが、視界がなく、果てしも無く登っている気がします。何となく傾斜が緩むとそこが雪山の頂上でした。時刻は10:15、7時間の行程でした。
雪山登頂
 谷ガイドのタバコ休憩を交え、雨なので10分ほどで頂上を後にします。 強くなる雨の中を黙々と下って三六九山荘へ。小屋の目前で山羊に遭遇。
ヤギがいました
 12:20に小屋に戻る頃には雨は本降りに。炊事棟でタバコを吸わせてもらいながら、ポーターさん達とおしゃべり(ほとんど手振り身振りですけど)。最後にはウィスキー(ジョニ黒)を飲まされました。ランチのラーメンで体を温めて、13:30に下山に移りましたが、登山道は流水溝と化しています。最後は歩くことに飽きてきて、シチカ山荘に戻ったのは16:00。12.5hの長い一日でした。
 濡れたものを干したりして、17:30から夕食。今日も心のこもった美味しい食事でした。
五日目の食事
 明日はゆっくりなので、しばらく持参のウイスキーを飲んでから就寝です。(追記:防寒テムレスが最高でした。)
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