源流旅人の山日記

手帳への記録が面倒になり、写真も合わせて記録できるブログ日記に変更

2010年4月29日 西上州・恩賀高岩&山急山

 3ヶ月ぶりに田中さんと山に出かけてきました。場所は比較的マイナーな恩賀高岩(たかいわ)と山急山(やまきゅうやま)です。
 いつものように朝5時前に田中さんをPUして、関越で軽井沢へ。下調べに従って林道を少し入ったところに駐車。6:50には歩き始める。まずは西毛野外センター跡と思しきところに上がり先に進むが、結構黄色のマーカーが多い。
西毛野外センター跡から
 沢状の道をコルまで上がって、まずは雄岳を目指す。崩壊地を過ぎると難関の鎖場に。元々がややハングしているうえに、雨で岩も鎖も滑るのでかなり緊張した。
鎖場1
 頂上についても何も見えないので記念撮影をして早々に移動。隣の摩利支天に寄って鎖場を下る。コルまで戻って雌岳に向かう。雌岳は3つのピークで構成されていて中央が本峰だが、これは本格的な岩登り(ボルトが何本も見えた)になるのでパス。北峰で記念撮影。晴れていればこの不思議穴の向こうに浅間山が見えるはずなのに。
雌岳の不思議穴
 展望台に寄り道してから下山。林道に出てすぐのところで沢の湧き出しを発見し、汚れた手を洗う。マグカップを持ってこなかったことを少しだけ後悔。
源流だ
 林道をしばし歩くと停めた車に戻ってくる。ちょうど2時間でした。
 続いて、恩賀集落から入山川沿いに移動して、R18が高速をくぐるあたりで林道に入り、紐ゲートのところで駐車。雨は降っているが9:30に出発。林道を送電塔のところまで歩いて山道に入る。細かい火山礫で歩き難いが、テープのマークは豊富。稜線らしきところに出て右手に進むと、どうやら五輪岩のようだ。ようやく雲が取れ始めて山急山の頂上が姿を現す。
五輪岩から
 登りはルンゼの岩場を上がって稜線沿いに頂上に向かう。
山急山頂上に向かう
 頂上は風もあって肌寒い。
山急山頂上
 先ほど登ってきた高岩がかろうじて見える。
高岩が見えた
 頂上からは北に進んで、岩壁下を巻くコースで下り、元のルートに合流。来た道を下山する。皮肉なことに駐車場所に戻ってくるころには青空に。振り返ると五輪岩と山急山が見える。
下山途中からの山急山
 駐車場所に戻ってきたのは11:50で、時間も早いことから田中さんは稲村山にも行きたそうだったが、高速の渋滞が気になったのでそのまま帰宅。
スポンサーサイト

2010年4月27日 紙風船

 落ちてきたら
 今度は
 もっと高く
 もっともっと高く
 何度でも
 打ち上げよう
 美しい
 願い事のように

本棚を整理していて、かなり黄ばんだ「黒田三郎詩集」を引っ張り出し、ページをぺらぺら。この「紙風船」って、五輪真弓か誰かが昔歌っていたような気がするんだけど、覚えている人はいますか。

2010年4月25日 秩父横瀬・二子山と丸山

 志賀坂方面から帰ってくるときいつも、武甲山の左手に見える双子峰の二子山が結構気になっていてそのうち登ろうと思っていました。ただ、二子山だけだと2.5hほどで物足りないので、向かいの丸山と組み合わせて出かけてきました。
 芦ヶ久保の道の駅を6:25に出発して、沢筋の道から尾根に上がり、雌岳を7:30に過ぎて、7:40に雄岳に到着。山肌が削られて無残な武甲山が目の前に。
二子山からの武甲山
 雌岳まで戻って尾根道を浅間神社経由で下山。 
浅間神社の祠
 芦ヶ久保の手前からフルーツパーク方向に入る(8:40)。急な車道を辿るが、途中にはしだれ桜。
しだれ桜
 ちょっとした菜の花も美しい。
菜の花
 道はそれほど急ではないが、久々の歩きで結構疲れる。それでも10:25には丸山の頂上に。展望台からは、先ほど上った二子山が目の前に見える。
丸山の展望台から二子山
 両神方向を見るとその左手に八ヶ岳と思しき雪山も見える。
丸山から両神を見る
 グレープフルーツでお腹を満たして下山にかかる。大野峠から赤谷沢を経て道の駅には12時過ぎに戻ってきた。

2010年4月24日 Terminal Freeze

 Lincoln Childの"Terminal Freeze"を読み終えました。とてもスリリングで面白かったです。アラスカの氷河で発見された氷付けのモンスターが、生き返って次々と人を襲う。最後は...
Terminal Freeze
 Lincoln ChildはDouglas Prestonとの共作でPendergastのシリーズも書いていますが、こちらも面白いです。

2010年4月18日 追悼とお礼(2)

 2日目は5時に起き、昨夜の鍋にうどんを投入して朝食をすませる。6:30には地元の人たちが続々と野球のために集まってくるので、早々に菅の台バスセンターに移動。昨夜到着した人たちもいて本日は総勢12名。7:42のバスでしらび平まで上がり、8:20のロープウェイで千畳敷へ。まずはお世話になったホテルの方々へのお礼をすませる。見上げる宝剣は快晴。ただし稜線には雪煙があがっているので風が強そう。
今日は快晴
 堅雪の上に昨日の雪が30cm乗っかっているので雪崩の危険性があるものの、とりあえず乗越浄土に向けて先行者のトレースを追う。トップは右寄りのルートから、岩が近づいた喉状の部分に入っていったと思ったらいきなり表層雪崩が発生。次々と人が巻き込まれていく。旅人もあと5m前にいたら流されるところだった。全部で7-8人流されたようだが、全員無事みたいで何よりだった。追悼登山で事故を起こすことはシャレにならないので、撤退。
表層雪崩
 下りたところで雪の祭壇を作って、お花を供える。Banjoさんのためにホッピーとえむさんのための日本酒もお供えして、全員で黙祷。
お花を供える
 ロープウェイに戻る途上からは、南アルプス全山が見えていた。
南アルプス一望
 下りのロープウェイからは極楽平カールでの雪崩に流されたスキーヤーが雪に埋もれている姿が見えた。やはり今日の雪の状態では無理があるとつくづくと思う。現場まで行くことはできなかったけれど、あらためてお二人のご冥福を祈って現地を後にする。

2010年4月17日 追悼とお礼(1)

 4月17-18日でMSCCの皆さんと、先日の事故でお世話になった方々へのお礼と追悼登山に行ってきました。
 土曜日の朝起きると雪が降っており、Shuklaさんからは中央道チェーン規制のメールが入っている。どうなることかと思いながら高尾駅でKMBさんとShuklaさんをピックアップして、相模湖から中央道に入る。途中の大垂水峠はまるで雪国の様相。待ち合わせ場所の諏訪SAには9時前に到着。チェーンの換装に時間のかかったにゃんさんチームを待って、一路松本空港へ。まずは当日ヘリを飛ばしていただいた消防の防災センターと県警の航空隊におじゃましてお礼。
 まだ10:30なので下道を通って駒ヶ根へ移動。到着したときにはちょうどお昼時だったので、駒ヶ根署に行く前に駒ヶ根高原のKMBさんお薦めのソースカツ丼の店(ガロという名の喫茶店のようなお店)に寄るが大行列。しかたがないので向かいの明治亭(ソースを作っている会社のチェーン店だそうな)で昼食。もちろんソースカツ丼1,340円。
 駒ヶ根署で挨拶を済ませ、その後は今晩の宿泊場所探しに突入。いくつか当たったが、結局野球場の駐車場に落ちつく。こちらはまだ桜が満開だ。そしてMSCCのメンバーは早くも全開で3時から飲み始める。冷えてきた頃には、にゃんさんがえむさんの実家からもらってきたイノシシで鍋を始めたが、旅人は昼飯のカツがもたれていてあまり食べられず、7時過ぎには一人だけ沈没して寝てしまう。皆さんは結構遅くまでやっていたようだ。
野球場は桜が満開

2010年4月11日 今年の桜の見納めか

 今日は朝から奥多摩方面に歩くつもりで、昨晩は早く寝たんですが、夜中からお腹の調子がおかしくなり、取りやめにしました。晴れ間ものぞいてきたお昼前から、お散歩に出かけました。場所はこの時期の定番、神田川です。井の頭線の久我山と三鷹台の間は、桜が連なっていて見事です。他の場所はかなり散っていましたが、この場所はまだ満開に近い状態でした。
20100411神田川
 まだ柔らかい靴だと親指の筋が痛いので、井の頭公園には向かわずに、立教女学院の横を通って西荻へ。そういえば、輪島功一のジムがこの辺りにあったはず。ありました。ベアーズ・トレックの近くの一本隣の通りです。
輪島功一スポーツジム
 2時間ほどですが、ちょうどいい運動になりました。

2010年第1四半期山行記録

 基本的に怪我に泣かされた3ヵ月でした。
1月2日 湯河原・幕岩: 田中
1月10日 三つ峠・四十八滝沢(アイス): 単独
1月17日 御嶽・濁河温泉(アイス): 田中、Shukla
3月14日 棒ノ嶺
3月20日 子持山
3月28-29日 宝剣岳
以上合計7日です。

 宝剣で負った凍傷は軽度だったので、少しずつ指先の感覚が戻ってきています。むしろ骨折した足指の筋がまだ痛いです。

2010年4月10日

 外のお天気はまずまずですが、本日は出かけなかったので昔の本の整理。
 これはConn Iggulldenのジンギスカン3部作。この人にはカエサルを描いたEmperorシリーズも書いています。

 こちらはMatthew ReillyのJack West Jr.を主人公にしたアドベンチャー物で、インディ・ジョーンズみたいな感じの内容です。
Matthew Reilly
 だいぶ前に読んだので詳細は忘れましたが、"Labyrinth"はピレネーを舞台に主人公Alice Tunnerとその前世を交互に描く手法で面白かった記憶はあります。"Sepulchre"も同様の手法で、こちらもピレネーに近いDomaine de la Cadeというところが舞台。
Kate Mosse

2010年4月3日 善福寺川の桜

 先日の宝剣でのビバーク中にギア類を入れる袋を無くしたので、フレンドに買いに出かけました。その後善福寺川に出て、しばしの桜見物。
善福寺川の桜
 ランチは山崎パンの前の天竺屋で食べました。
天竺屋のカレー
 明日は軽くハイキングに出かけるか、それとも神田川に沿って桜でも見に行こうかな。

2010年3月28-29日 宝剣岳

 MSCCのえむさん、Banjoさん、うめちゃんと日帰りの予定で宝剣岳の南稜から北稜に行きましたが、悪天候につかまってビバークを余儀なくされ、えむさん、Banjoさんのお二人は帰らぬ人となってしまいました。まだ気持ちの整理はつかないけれども、記録は残しておきます。
 朝4:50に八王子の道の駅でえむさんと落ち合って、一路駒ヶ根ICを目指し、7時過ぎに菅の台バスセンターに到着。前夜に道の駅花の里いいじまで泊まっていたBanjoさんとうめちゃんもやがて合流。3人とは今回が初顔合わせ。
 8:12の始発バスでしらび平に移動し、9時の始発ロープウェイで2612mの千畳敷に上がる。この頃はまだ青空も覗いていた。
出発前の宝剣
 こちらは田中さんに誘われているサギダル稜。今日は3人パーティが登って行った。
サギダル稜
 9:30に出発し、カールの右寄りを登る。
カールを登る
 サギダルの頭に近い雪庇の切れ目を抜けて稜線に上がる(10:30)。次第に雪模様になってくる。
稜線に抜ける
 しばらく夏道に沿って登り、すぐに南稜のクサリ場が始まる。ここからロープを出して旅人・うめ、えむ・Banjoパーティに分かれて登る。この頃は完全に風雪で、視界もほとんどない状況。
岩稜帯に入る
 基本的にスタカットで確保しながらの登行でものすごく時間がかかり、また後続パーティが遅れ気味なのを待ったりしたため、我々が頂上にたどり着いたのは15時前後。後続パーティと一緒だったのは頂上の2P手前まで。もう16時のロープウェイには間に合いそうにないけど、明るいうちに千畳敷まで下ろうと先を急ぐ。しかし、まっすぐ進めそうにないので東よりの雪面を3P下り、さらに2Pトラバースして、北稜に戻る(16:30頃)。木曽側の風が強く、雪で視界がなくルートが分からない。下手に動くとやばいので、風を避けるため少し戻ったところで雪面を削ってビバーク体制に入る。うめちゃんがツエルトを持っていて助かった。
 夜中はずっと雪が降っていて、翌朝起きたら30cmほど積もった模様。昨日トラバースしたトレースも消えている。行動可能になった6時前に歩き始めると、100mも進んだところで宝剣小屋が見えた。小屋からわずか300-400mのところでビバークしていたようだ。乗越浄土からラッセルしながら下り、千畳敷ホテルには7時過ぎに到着した。氷ったロープを持ち続けていたので、指先が凍傷になっていた。

 以上が、簡単な行動記録。2時間待った9時になっても後続の二人が戻ってこないので、遭難の可能性があるため、駒ヶ根警察署に救援を要請。警察の捜索活動が完了するのを待って、水曜日の午前中まで駒ヶ根に滞在。MSCCの方々が次々と駆けつけてくれたが、残念ながらえむさん、Banjoさんのお二人は帰らぬ人となってしまいました。ああすればよかった、こうすればよかったと思ってもすべて後知恵にすぎない。ひとえにお二人のご冥福を祈ります。旅人も今後山とどう付き合っていくか、しばらく考えようと思います。

 | HOME | 

FC2Ad

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

カテゴリー

月別アーカイブ

FC2カウンター

カレンダー

03 | 2010/04 | 05
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

プロフィール

源流旅人

Author:源流旅人
沢登りで最初の一滴を求めて源流を遡る旅人

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSフィード