2023年9月24日 中ア・中御所谷西横川
一月ほど前に土佐さんからお誘いがあり、この週末は中御所谷の西横川で沢登りをしてきました。土佐さんと登るのは40年ぶりです。
土曜日の19時に菅ノ台バスターミナル駐車場で落ち合うことにしたので、15時に自宅を出発。調布ICにたどり着くまでにほぼ1時間を要しましたが、高速に上がると順調に進み(双葉で一度休憩)、18:10に駒ケ根に到着。スーパーで朝晩の弁当を買って、18:30には待ち合わせ場所に。昔話をしながら一杯飲んで、20時過ぎに就寝。結構寒く、防寒対策を怠った(シュラフもジャケットも持っていきませんでした)旅人を憐れんで、土佐さんがダウンジャケットを貸してくれました。それがなければ、寒くて寝れなかった。
翌朝は3時ぐらいからうるさくなってきて、4時過ぎにトイレに起きた時には、既にチケットを求める行列ができています。あわてて列に並び、5時前にバスの往復チケットを購入。5時過ぎからどんどん臨時便が出ているので、いったん車に戻って食事を済ませてから5:45に乗車し、30分ほどでしらび平に到着。準備を整えて6:30に歩き始め、10分ほど戻った橋から入渓です。左岸側の踏み跡をたどって、堰堤を二つ超す(最初は左、次は右から)と沢登りの開始。

その先直ぐでナメ滝が出てくるところが、東横川との二俣。

左に入ると快適な小滝が続きます。

途中の倒木もあまり気にならず、順調に進みましたが、大滝手前の小滝がやや滑っていたのでザイルを使用(数メートルなので、精神安定剤です)。全貌が明らかになった大滝は明るくていい感じ。

テラスまで一段上がってビレー。土佐さんが途中一か所カムを決めて登っていきます。

ガイド本ではロープを出した方が安心と書かれた20mナメはよく分からないままに通過。

三俣状のところの真ん中を流れ落ちるのが30mナメ滝。途中までフリーで登ったものの、抜けが立っているとのことなので、途中で見つけたハーケンでビレーしてロープをつける。

最後の部分は土佐さんは慎重に2つカムを決めて抜けていった。旅人もロープがあるので問題なく通過。振り返ると伊那谷とその向こうに連なる南アルプス。

そこからも滝は続く。この滝は左側の草付きとのコンタクトラインを登ったが、右からの方が楽だったかもしれません。

やや滑った滝でお助けひもを出してもらったが、その後しばしで水ガレし、最後は急なルンゼを詰めていきます。

標高2,525m辺りで廃道になっている長谷部新道に到着。赤テープとぶら下がったハーケンが目印。ガイド本にあるレリーフも見つけましたが、梅津和夫風のやや不気味な画風の人物画でした。時刻は11:20なので、所要5時間弱。この分なら12:30にはロープウェイ駅に着くかな。

噂通りあまり良くない道ですが、所々視界が開け、檜尾岳とその後ろに空木岳が望めます。檜尾の避難小屋も確認できました。

次に視界が開けるところでロープウェイ駅が見えました。

登山道と合流する少し手前の中御所谷の水源で装備解除。乗越浄土に上がる登山道には数珠つなぎの登山者が見えます。

駅まで登り返してチケットを購入し、12:48の臨時便に乗ることができました。バスも臨時便で13:40頃に駐車場に戻ることができ、14時には土佐さんと別れて帰途に就きました。問題は帰りの高速で、好天の週末は大渋滞。韮崎の工事車線規制で30分。大月から小仏は2時間かかるようなので、釈迦堂で休憩を入れて、大月で高速を降りました。R20も高速を降りた車でノロノロ、最後は相模湖から再度高速に上がって帰宅したのは19時過ぎでした。
こちらが今回の歩いたルートです。中アの沢は花崗岩で明るくていいですね。

土曜日の19時に菅ノ台バスターミナル駐車場で落ち合うことにしたので、15時に自宅を出発。調布ICにたどり着くまでにほぼ1時間を要しましたが、高速に上がると順調に進み(双葉で一度休憩)、18:10に駒ケ根に到着。スーパーで朝晩の弁当を買って、18:30には待ち合わせ場所に。昔話をしながら一杯飲んで、20時過ぎに就寝。結構寒く、防寒対策を怠った(シュラフもジャケットも持っていきませんでした)旅人を憐れんで、土佐さんがダウンジャケットを貸してくれました。それがなければ、寒くて寝れなかった。
翌朝は3時ぐらいからうるさくなってきて、4時過ぎにトイレに起きた時には、既にチケットを求める行列ができています。あわてて列に並び、5時前にバスの往復チケットを購入。5時過ぎからどんどん臨時便が出ているので、いったん車に戻って食事を済ませてから5:45に乗車し、30分ほどでしらび平に到着。準備を整えて6:30に歩き始め、10分ほど戻った橋から入渓です。左岸側の踏み跡をたどって、堰堤を二つ超す(最初は左、次は右から)と沢登りの開始。

その先直ぐでナメ滝が出てくるところが、東横川との二俣。

左に入ると快適な小滝が続きます。

途中の倒木もあまり気にならず、順調に進みましたが、大滝手前の小滝がやや滑っていたのでザイルを使用(数メートルなので、精神安定剤です)。全貌が明らかになった大滝は明るくていい感じ。

テラスまで一段上がってビレー。土佐さんが途中一か所カムを決めて登っていきます。

ガイド本ではロープを出した方が安心と書かれた20mナメはよく分からないままに通過。

三俣状のところの真ん中を流れ落ちるのが30mナメ滝。途中までフリーで登ったものの、抜けが立っているとのことなので、途中で見つけたハーケンでビレーしてロープをつける。

最後の部分は土佐さんは慎重に2つカムを決めて抜けていった。旅人もロープがあるので問題なく通過。振り返ると伊那谷とその向こうに連なる南アルプス。

そこからも滝は続く。この滝は左側の草付きとのコンタクトラインを登ったが、右からの方が楽だったかもしれません。

やや滑った滝でお助けひもを出してもらったが、その後しばしで水ガレし、最後は急なルンゼを詰めていきます。

標高2,525m辺りで廃道になっている長谷部新道に到着。赤テープとぶら下がったハーケンが目印。ガイド本にあるレリーフも見つけましたが、梅津和夫風のやや不気味な画風の人物画でした。時刻は11:20なので、所要5時間弱。この分なら12:30にはロープウェイ駅に着くかな。

噂通りあまり良くない道ですが、所々視界が開け、檜尾岳とその後ろに空木岳が望めます。檜尾の避難小屋も確認できました。

次に視界が開けるところでロープウェイ駅が見えました。

登山道と合流する少し手前の中御所谷の水源で装備解除。乗越浄土に上がる登山道には数珠つなぎの登山者が見えます。

駅まで登り返してチケットを購入し、12:48の臨時便に乗ることができました。バスも臨時便で13:40頃に駐車場に戻ることができ、14時には土佐さんと別れて帰途に就きました。問題は帰りの高速で、好天の週末は大渋滞。韮崎の工事車線規制で30分。大月から小仏は2時間かかるようなので、釈迦堂で休憩を入れて、大月で高速を降りました。R20も高速を降りた車でノロノロ、最後は相模湖から再度高速に上がって帰宅したのは19時過ぎでした。
こちらが今回の歩いたルートです。中アの沢は花崗岩で明るくていいですね。

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2023年9月17日 金峰山域・剣ヶ峰(こんなはずでは)
天気が不安定な土曜日は見送って、日曜日と月曜日で国師ヶ岳と金峰山に登るつもりでした。もう少し詳しく言うと、元々の計画は川上村の千曲川梓川を登って岩小屋で一泊し、国師ヶ岳に登って国師ノタルから下山を企んでいたのですが、往復の走行距離が長いのを嫌って、塩山から大弛峠に上がってテントの初おろしをすることに変更したのでした。
昼過ぎに大弛峠に着けば、下山した車の後が空いて駐車場に入れるのではないかと算段して、初日は国師ヶ岳と北奥千丈岳の往復2時間をメインに、前々から気になっていた途中の剣ヶ峰に登ればちょうどいいかと考えて、自宅を5時に出発。大垂水峠を越えてR20で勝沼まで行き、恵林寺を経由して県道210号に進む。ここは9年前に田中さんと大烏山に登った時(2014年11月の記録)に来たはずなのだが、全く記憶と一致しない。琴川ダムを左に見て舗装路の林道を進むと、鶏冠山林道のゲートに9時前に到着。想定よりも到着が早いな。準備をしたら林道を歩き始めるが、いきなりGPSがバッテリー切れになってしまった。電池交換をしてから先に進む。おや、何だか珍しい蝶がいる。

カーブを曲がり込んだ先で南南西の顕著な尾根に取り付いたものの、笹の中の獣道を辿る感じで登山パンツはすぐにびしょびしょ。

笹が減ると傾斜が増し、その斜面を越えると2053mの剣ヶ峰。

水を口に入れたら、GPS片手に東そして北に下降。林道に出たところで休憩し、計画には無かったゴトメキまで行こうかと一瞬考えたものの、往復すると3時間ぐらいプラスになりそうなので見送り。林道を戻り始めると、金峰山の五丈岩が見えました。

30分ほど林道を歩いて、11時過ぎにゲートに戻りました。2時間強の行程で、想定通り。少し早いが大弛峠に向かいましょう。下ってくる車も多く、小屋前の駐車場も空いているのではないかと期待は高まったものの、途中で対向車の方に声を掛けられて聞いたところ、とんでもなく満車のようだ。途中のスペースにいったん車を停めて思案したが、先の想定ができないので今日は帰ろう。
結局、2時間の剣ヶ峰のために、往復7時間以上のドライブをしたことになってしまった。こんなことなら、もっと早く着いてゴトメキを目的にした方が良かったかなと、少し後悔。

さすがにこのまま帰るのも癪なので、笹一に寄って一升瓶の純吟を買ってから帰宅。先日初めて知ったのですが、笹一は笹子の酒ではなく、一番のササ(酒)という趣旨のネーミングらしいです。上野原から小仏トンネルの渋滞はそれほどひどくなく、30分ほどのエキストラタイムで済み、3:15には帰宅できました。とは言え、所期の目的のテント初おろしができなかったので、次の一手を考えなければ。
昼過ぎに大弛峠に着けば、下山した車の後が空いて駐車場に入れるのではないかと算段して、初日は国師ヶ岳と北奥千丈岳の往復2時間をメインに、前々から気になっていた途中の剣ヶ峰に登ればちょうどいいかと考えて、自宅を5時に出発。大垂水峠を越えてR20で勝沼まで行き、恵林寺を経由して県道210号に進む。ここは9年前に田中さんと大烏山に登った時(2014年11月の記録)に来たはずなのだが、全く記憶と一致しない。琴川ダムを左に見て舗装路の林道を進むと、鶏冠山林道のゲートに9時前に到着。想定よりも到着が早いな。準備をしたら林道を歩き始めるが、いきなりGPSがバッテリー切れになってしまった。電池交換をしてから先に進む。おや、何だか珍しい蝶がいる。

カーブを曲がり込んだ先で南南西の顕著な尾根に取り付いたものの、笹の中の獣道を辿る感じで登山パンツはすぐにびしょびしょ。

笹が減ると傾斜が増し、その斜面を越えると2053mの剣ヶ峰。

水を口に入れたら、GPS片手に東そして北に下降。林道に出たところで休憩し、計画には無かったゴトメキまで行こうかと一瞬考えたものの、往復すると3時間ぐらいプラスになりそうなので見送り。林道を戻り始めると、金峰山の五丈岩が見えました。

30分ほど林道を歩いて、11時過ぎにゲートに戻りました。2時間強の行程で、想定通り。少し早いが大弛峠に向かいましょう。下ってくる車も多く、小屋前の駐車場も空いているのではないかと期待は高まったものの、途中で対向車の方に声を掛けられて聞いたところ、とんでもなく満車のようだ。途中のスペースにいったん車を停めて思案したが、先の想定ができないので今日は帰ろう。
結局、2時間の剣ヶ峰のために、往復7時間以上のドライブをしたことになってしまった。こんなことなら、もっと早く着いてゴトメキを目的にした方が良かったかなと、少し後悔。

さすがにこのまま帰るのも癪なので、笹一に寄って一升瓶の純吟を買ってから帰宅。先日初めて知ったのですが、笹一は笹子の酒ではなく、一番のササ(酒)という趣旨のネーミングらしいです。上野原から小仏トンネルの渋滞はそれほどひどくなく、30分ほどのエキストラタイムで済み、3:15には帰宅できました。とは言え、所期の目的のテント初おろしができなかったので、次の一手を考えなければ。
2023年9月10日 特に何もない週末
昨日はそろそろお腹が大きくなってきた娘が家に来て、そのまま入間の三井アウトレット/コストコに出かけた。フードコートで親子丼を食べてからショッピング。旅人は特に買っていないが、家族はコストコで大量の食品を購入している。往きの青梅街道は混雑していたが、帰りは比較的順調に15時前に帰宅。
今日は昼から自転車でお出かけして、神田川に沿って走り、下高井戸から甲州街道沿いに戻ってスーパーバリューへ。車用の消臭力ほかを買って帰宅。
本当は朝から電車で川苔山にでも行こうかと考えていたが、出そびれて特別なことが何もない週末。来週末の連休は大弛峠から国師ヶ岳と金峰山に行こうかと計画しています。
今日は昼から自転車でお出かけして、神田川に沿って走り、下高井戸から甲州街道沿いに戻ってスーパーバリューへ。車用の消臭力ほかを買って帰宅。
本当は朝から電車で川苔山にでも行こうかと考えていたが、出そびれて特別なことが何もない週末。来週末の連休は大弛峠から国師ヶ岳と金峰山に行こうかと計画しています。
2023年9月2日 Ice Armour
本日はフォレスターの半年点検だったので、山には出かけていません。午後に自転車で西荻まで出かけ、ワークマンに立ち寄ったところ、Ice Armourなるものを見つけました。クール触感の腕用コンプレッションで、UVカット機能もあるようです。先週の雲ノ平から槍ヶ岳の山行では、好天で快適だった半面、やけどに近いひどい日焼けになり、対策が必要だなと感じていたところだったので、買ってみました。盛夏は過ぎたので、いつ筆おろしができるのか分かりませんが。

それはさておき、氷稜での相棒の田中さんが、金曜日に単独での沢登りで事故を起こして入院しました。夜中の1時過ぎに会長の平井さんから「田中さんから救助要請のメールが来ている」と連絡が入って、ずっと心配していましたが、救助されて甲府の病院に入院したと続報で聞き一安心。とは言え、首と左腕の骨折という重症のようなので、まだまだ心配は去りません。

それはさておき、氷稜での相棒の田中さんが、金曜日に単独での沢登りで事故を起こして入院しました。夜中の1時過ぎに会長の平井さんから「田中さんから救助要請のメールが来ている」と連絡が入って、ずっと心配していましたが、救助されて甲府の病院に入院したと続報で聞き一安心。とは言え、首と左腕の骨折という重症のようなので、まだまだ心配は去りません。
2023年8月30日 ホロ ユーティリティバックパック
月曜日に暇に任せてYAMAP STOREで注文したholo(ホロ)ユーティリティバックパックが先ほど届いた。OspreyのTalon 33の古いものを沢用に使っているのですが、さすがに至る所がボロボロ。ハイキング用のTalonを沢用に切り替えて、このお洒落なholoをハイキング用にしようと思います。

クライミングには全く向いていないと思いますが、ハイキングには色々と便利そうです(YAMAPのサイト)。ただ、容量的には36-40Lと少し大きく、少し持て余すかもしれません。

クライミングには全く向いていないと思いますが、ハイキングには色々と便利そうです(YAMAPのサイト)。ただ、容量的には36-40Lと少し大きく、少し持て余すかもしれません。